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2026年07月10日

【衝撃の事実】日本の温泉は実は「枯渇」している?知らないと怖い温泉資源の現実を完全解説

■ 温泉大国・日本に異変が起きている
日本は世界有数の温泉大国です。環境省の令和6年度温泉利用状況によると、全国の源泉総数は27,899か所、年間延宿泊利用人員は約1億2,541万人にのぼります。しかしその華やかな数字の裏で、温泉の湧出量は前年比でおよそ1万8,000リットル/分の減少を記録しました。「いつでも入れる」と思っていた温泉が、実は静かに失われつつあるのです。

■ 温泉地数はじわじわ減っている
令和6年度のデータでは、全国の温泉地数(宿泊施設のある場所)は2,839か所と、前年より18か所も減少しています。一見わずかな数字に見えますが、これは毎年続く一方通行の減少傾向です。

■ なぜ温泉は枯渇するのか?その本当の原因
温泉が減る最大の原因は、くみ上げる量が地下で補給される量を超えてしまうことです。雨水が地下深くでマグマの熱に温められて温泉となるまでには、数十年から数百年という気が遠くなるような時間がかかります。つまり温泉は、使い切れば簡単には戻らない「有限の資源」なのです。

■ 地熱発電の拡大も追い打ちをかける
近年、再生可能エネルギーとして地熱発電の開発が加速しています。しかし日本温泉協会は、地熱発電所が最も有望な地熱水の存在する温泉地に近づけば、温泉枯渇をもたらすリスクが高いと強く警告しています。

■ 「温泉王国」別府でも起きている衝撃の現実
源泉数・湧出量ともに日本一を誇る大分県。令和7年3月末時点で源泉総数5,094か所、湧出量は293,610リットル/分と他県を圧倒します。しかしその別府市でさえ、温泉の温度低下という深刻な問題に直面しています。京都大学と大分県の調査では、1870年に100℃近くあった別府市中心部の源泉温度が、現在は50℃前後まで低下。このままの使用量を続けると、100年後には30℃台になる源泉も出てくると予測されています。

■ 温泉を守るために、いま何ができるか
危機感を持った自治体や温泉地は、すでに動き始めています。大分県は2023年に温度の高い源泉が流れる地域での新規掘削を規制。北海道の洞爺湖町は源泉を集中管理する配湯システムを導入しました。

温泉は「あって当たり前」のものではありません。次の世代にこの宝を引き継ぐためには、一人ひとりが温泉を有限の資源として意識することが、最初の一歩になるのです。
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